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  動物に関する法律【公法 1 飼犬が殺された!!】

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題名 動物と法律 公法 1 飼犬が殺された!!
投稿日 : 2004/10/19(Tue) 14:04
投稿者 東波
「動愛法」と「器物損壊」

飼犬が無残に殺された場合(猫でもウサギでも牛でも同じだが)、当然「動愛法」が適用されると誰しも思う、
刑法の器物損壊が適用されると聞けば「うちのコロちゃんは物じゃありません」と怒るのも当然である。
器物損壊罪の適用は 警察が「動物は物」と考えている証拠と
ますます怒りが燃え上がる、

動物の愛護及び管理に関する法律
第二十七条
 愛護動物をみだりに殺し、又は傷つけた者は、一年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。

刑法
器物損壊等
第二百六十一条  他人の物を損壊し、又は傷害した者は、三年以下の懲役又は三十万円以下の罰金若しくは科料に処する。

実は、最高刑は「器物損壊」の方が重い、動愛法では「一年以下の懲役」だが器物損壊では「三年以下の懲役」である。
細かく読むと、動愛法では「又は百万円以下の罰金」とあり、器物損壊では「三十万円以下の罰金若しくは科料」となっている。
科料とは低額の罰金のことで、一万円以下である、つまり動愛法では少なくとも一万円以上の罰金を取られるが
器物損壊の罰金は一万円以下でも良いことになっている。

ぼちぼち、警察、検察にも「動物虐待は重大犯罪の予兆」の意識が浸透してきたようである。
動物を殺して喜んでいるような人間は、そのうち人を殺したり、傷つけたりする可能性がある と考えだしている。
というわけで、悪質な動物虐待は重罰にしたい、それには「器物損壊」のほうが重罰を課すことができる。

刑法が改正になり、希望の多かったひらがな書きにようやく変わり、読みやすくなったのだが
今年までカタカナ書きであったのは、明治時代の法律にさしたる変更がなかったせいである。
刑法の草案はフランス人法学者、ボアソナードの起草によるが
このボアソナードさんは、おそろしく頭のいい人で、現在でもほとんどの刑法、民法の条文は改正の必要がないくらい
見事に論理的である上、昔の法律ながら「民主的」なものである。
ボアソナード先生はフランス人なので 起草案はフランス語で書いた、それを日本のお役人が日本語に訳した。
調べてみると 最初に公表された刑法草案には「罰名」がない、条文だけである。
とすると「器物損壊」なる罰名は もともと付いていなかった、
日本のお役人さんが「罰名」がないと不便なので適当に付けたものと思われる。
火サスのラストで「殺人及び死体遺棄の容疑で逮捕する。」と言えば分かりやすいが
「刑法第二十六章第百九十九条 の容疑で逮捕する。」ではなんのことか分からない。

「器物損壊」の条文を よく読んでみると
「他人の物を損壊し、又は傷害した者」とある、「物」を傷害するということはおかしい、
人間には別に「傷害罪」や「殺人罪」があるので
これは動物を傷つけた場合も想定していると考えられる。(やっぱり、ボアソナードさんは偉い)
と いうわけで「器物損壊」の罰名は 昔のお役人さんの間違いで 
刑法では最初から動物を傷つける事は罰すると規定していたと考えられる。
飼育動物に限って適用される「器物損壊」ではあるが なんと言ったも罰が重い、
少年犯罪では、二年以上の拘束刑が予定されている罪を犯すと、審判の形式が厳しくなる。(略式は不可になる。)
その意味でも、どしどし、「器物損壊」を適用してほしいものである

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